カジノをやってる方なら1度は聞いたことがあるのではないでしょうか、カードカウンティング。でもカードカウンティングって難しそう、理解できるかわからない、そもそも効果あるの、など様々な疑問があると思います。
私も初めはそうでした!ですが実は勉強してみると案外簡単ですぐ理解でき誰でも簡単に使えるものだったのです!
なんてよくある解説ページのようなことはなく、呪文のような専門用語でうだうだ説明書きがあり「あー意味わからん!」の連続です。ですが1番稼げると言われているブラックジャックの必勝法!これはマスターして稼ぎまくるしかない!と自分にムチをうち、いろんな本を購入し勉強しまくりました。
このページでは本などで学習しようとするとまぁまぁ理解がめんどくさいカードカウンティングを小学生でもわかるように解説していけるよう努力します(笑
このページを最後まで読めばこんなことがわかるようにる。かも・・・
カードカウンティングのやり方、使い方がわかるようになる。かも・・・
カードカウンティングが使えるよになる。かも・・・
実はカードカウンティングにはいくつか種類がありそれぞれやり方も違います。その中でもっとも実用性と有効性を兼ね備えた1番優秀なKOシステムというカードカウンティング方法について解説していきます。
カードカウンティングとは
カードカウンティングとはカジノのゲームブラックジャックの必勝法の1つであり、1953年に4人の陸軍数学者がブラックジャックの研究を初めその3年後に発表され世に知れ渡ったと言われています。
一言でカードカウンティングを表すとしたらハイエナです。
パチンコ、スロット、競馬、宝くじを想像してみてください。
もしパチンコで確変中の台から打つことができるとしたら。
もしスロットで天井間近の台に座れるとしたら。
もし競馬で最終コーナーを通過し最後の直線、ゴール手前で馬券を買うことができるとしたら。
もしロト6で抽選番号最後の1桁を残した状態で番号を塗りつぶすことができたら。
そんな有利な状態でゲームが初められたら大変なことになりますよね、普通はそんなことありません。でもカードカウンティングを使ってブラックジャックをプレイすればこれができるんです。
ブラックジャックは各カードの枚数が決まっています。ということは出たカードをカウントすれば残りの山札に残っているカードの枚数を把握し今自分にとって有利な状態なのか不利な状態なのかを予想することができるのです。
パチンコ、スロットでも天井間近、456確定演出が出たなどで有利な台かどうかは判断できます。
ですがシステム上その台を打つことはできません。
まさかそのタイミングで台を譲ってくれる方などいるわけありません。
ですがカジノのシステムは1台の台で複数のお客がプレイすることができます。そしていつベットするか、いつベットをやめるか、それはお客さんの自由です。ですので自分は後ろからカードの流れをカウントし有利な時は席に着きベットし、不利な時は離席しベットしないという行動が取れるのです。
さてここからカウンティングの仕組みについて説明するのですがまず知ってほしいこととしてカードカウンティングにはいくつか種類があります。
- KO
- Red7
- UZⅡ
- Hi-Low
- OmegaⅡ
代表的なものはこちらなのです。
KOシステムをおすすめする理由
カウンティングは各カードに数字を振ってその数字を足したり引いたりして計算後の数字をみて有利なのか不利なのかを判断するものです。もちろんその割り振る数字はカード1枚1枚異なる数字を使った方がより詳細に判断でき勝率も高くなります。
KO以外のシステムはより勝率を上げるためにその手法を採用しています。そのためとても複雑で実用性にかけます。
実際に使用してみると計算がとてもややこしくワイワイ、ガヤガヤした会場の中でカウントしようと思うと数学がめちゃくちゃ得意なやつでない限り無理です。絶対ミスります。
一方KOシステムは割り振る数字は1、0、-1しかありません。これなら計算がめちゃくちゃ楽でミスる確率をガクンと下げることができます。
さらにKOシステムとそのほかの勝率をコンピューターで計算してみたところその差は0.05%ほどだったという結果が出ています。実践でミスってカウントが水の泡となることと勝率が0.05%落ちることを天秤にかけた時、取るべき選択はミスる確率を少しでも下げることです。
このような名言があります。
全てのものはできるだけシンプルに作られるべきだ。しかしそれよりシンプルであってはいけない。〜アルベルト・アインシュタイン〜
実はあのアインシュタインもブラックジャックの必勝法を研究していたことがあるのです。
カードカウンティングの仕組みを理解しよう
カードカウンティングの仕組みを理解するためにブラックジャックの話を単純化してわかりやすく例題を使って解説しよう。
割り箸を使ったくじ引きはやっとことがあるだろうか。やったことがなくてもだいたい皆わかると思う。
いくつか割り箸を用意して1つ、もしくわ複数の割り箸の先に赤い目印を書いてそのほかの割り箸には何も書かずにその先っぽが見えないようにし、引いてもらう。赤い目印がついていたら当たりというやつだ。
これを使って仕組みを説明していく。
例1:割り箸ゲームで考えてみる
全部で20本の割り箸を用意します。ちょうど半分の10本は割り箸の先に赤い目印をつけ当たりとし、残りの半分は青い目印をつけハズレとします。
その合計20本の割り箸をシャッフルし箱の中に入れます。当たりとハズレを引く確率はそれぞれ2分の1です。一回割り箸を引くのに1ドルかかります。
ディーラーがあたりを引けば2ドルもらえます(1ドルが2ドルになって帰ってきたので1ドル増えます)ハズレを引けば何ももらえません(1ドル賭けているので1ドル失います)
このようなゲームがあったとします。
このゲームをプレイできるテーブルはABCの3つあり、あなたはこのゲームを始める前にAとBのテーブルでは他のお客さんが先にプレイしておりAでは当たりを1本引いてBではハズレを1本引いたことを確認しています。
この場合AとBどちらかのテーブルに途中参加する、もしくはCのテーブルで初めからプレイする、という行動が取れます。どの選択をするのが1番勝率が高いでしょうか。
これは簡単ですね。
Aでは当たりが引かれているのですから箱の残りは当たり9本のハズレ10本。Bではハズレが引かれているので当たり10本ハズレは9本。Cでは何も起こっていないので10本、10本となります。
有利なのはBですね。
でもどのくらい有利なのでしょうか。それを数字で表したのが期待値です。
この時の期待値の計算をすればABCそれぞれの最後までプレイした時の収支額がわかります。
まずはAから。Aの箱には割り箸が全部で19本あるので賭ける金額は1ドル×19の19ドル。そのうち9回は2ドルとなって帰ってくるので18ドル帰ってくることになり。
最終的な収支額は払った額19ドルー帰ってきた額18ドルで払った額1ドルが残ります。つまりこのゲームをすると最終的にマイナス1ドルとなるのです。
この期待値を%で表すとなると
で求められます。よって9/19+(1)+10/19(-1)となり期待値は-0.0526%となります。
もしくは
例2:IRC、ピボットポイントが必要な理由
次はこれを少しだけ複雑にし今度は当たり5本のハズレ10本、そして新たに何も書いていない割り箸を5本追加します。
何も書いていない割り箸を引いた場合は引き分けとして賭けた1ドルは戻ってきます。プラマイ0です。
またABCのテーブルがあり、Aでは当たりを0本ハズレを3本、引き分けを1本。
Bでは当たりを2本ハズレを2本引き分けを5本。
Cでは当たりを1本ハズレを5本引き分けを2本引いたとします。
この場合あなたはどのテーブルでプレイするのがもっとも勝つ確率が高いでしょうか。これは少し難しいですね。
でもさっきと同様に期待値を求めれば簡単にわかります。
鋭い方はきずいたかもしれませんが実は引き分けの数は有利・不利に全く影響しないのです。これは混乱させるために仕掛けた罠です。ですので引き分けは無視して構いません。期待値計算で確率の項目の分母の数には含めてください。
Aの場合:5/16(1)+7/16(-1)+4/16(0)=-0.125%
Bの場合:3/11(1)+8/11(-1)+0/11(0)=-0.454%
Cの場合:4/12(1)+5/12(-1)+2/12(0)=-0.083%
となりABC全てのテーブルの期待値がマイナスということがわかります。
このゲームの場合も初めの例題と同じようにIRC、ピボットポイント、キーカウントを当てはめてカウントしてみます。ちなみに引き分けは全く影響しないのでカウント値は0を割り振ります。
Aの場合:ハズレが3、引き分けが1が引かれていますのでカウント値は+3と0で+3となります。
Bの場合:当たり2、ハズレ2、引き分けが5引かれているのでカウント値はー2と+2と0で0となります。
Cの場合:当たり1、ハズレ5、引き分け2が引かれているのでカウント値は−1と+5と0で+4となります。
キーカウントは+1なのでAとCが有利でBは有利でも不利でもないという判断になってしまいます。これは大問題です。勝てると思っていたゲームが実は負けるゲームだった。しかも本人はそれにきずいていない。ことになります。
このようなことが起きないようにIRC、ピボッドポイント、という項目を作りそれぞれをゲームの内容に応じて適切に設定してやらないといけないのです。(キーカウントは必ずピボットポイントに+1した値となります)
この場合、ピボットポイント(有利でも不利でもない状態は)ハズレが5個引かれ、当たり5、ハズレ5となった時です。ですのでIRCを0、ピボットポイントを+5、キーカウントを+6と設定する必要があるのです。もしくはIRCを−5としピボットポイントを0、キーカウントを+1でも構いません。
こう設定するとABC全ての場合に置いてキーカウントの+6に達していないので期待値通り全て不利なテーブルだと正しく判断することができます。
カードカウンティングの使い方
ブラックジャックをプレイするときもこれと同じことをすれば有利なのか不利なのかを判断できます。同じように全てのカードに+1、0、−1を割振れはいいのです。
そこで生まれる疑問としてどのカードにどの数字を割振ればいいのかということ。それを解明するために行ったのがプレイヤーにとってのカードの相対価値を調べるということ。方法はあるカードを1枚抜いて何万回もゲームをしてみる、そしてそのとき何回勝ったかを調べ計算することでそのカードがなくなるとプレイヤーにとってどのくらいの影響があるのかを調べることができる。その調べた結果がこちらです。
2 | +0.40% |
3 | +0.43% |
4 | +0.52% |
5 | +0.67% |
6 | +0.45% |
7 | +0.30% |
8 | +0.01% |
9 | −0.15% |
10 | −0.51% |
A | −0.59% |
この結果から言えることは2〜7のカードは除外されると期待値が上昇したのでプレイヤーにとって不利なカード。10〜13とAは有利なカード。8、9は影響が少ないカードと言えます。
ですので数字の割り振りはこうなります。
2 | +1 |
3 | +1 |
4 | +1 |
5 | +1 |
6 | +1 |
7 | +1 |
8 | 0 |
9 | 0 |
10 | −1 |
A | −1 |
そしてIRC、ピボットポイント、キーカウントを設定する。
デッキ数 | IRC | ピボットポイント | キーカウント |
1デッキ | 0 | +1 | +2 |
2デッキ | −4 | 0 | +1 |
6デッキ | −20 | −3 | −4 |
8デッキ | −28 | −5 | −6 |
ブラックジャックには1デッキ2デッキ6デッキ8デッキの4種類があるが主に使われるものは6か8デッキです。
ベット額の増やし方
ICR、ピボットポイント、キーカウントの値が設定できたのでいよいよカウントを始めます。ですがその前にもう一つ大切なものがあります。カードカウンティングの目的は不利な時には小さくベットし有利な時に大きくベットすることでしたね。では大きくとは具体的にどのくらいなのでしょうか。
初期ベット額を1、有利な時にベットする額を2倍、5倍、10倍と3パターン用意してみます。この時の収支額の期待値はこのように変化します。
デッキ数 | 2倍 | 5倍 | 10倍 |
1デッキ | +0.20 | +0.88 | +1.24 |
2デッキ | +0.07 | +0.69 | +1.05 |
6デッキ | -0.15 | +0.26 | +0.54 |
8デッキ | -0.22 | +0.16 | +0.43 |
この表をみてわかることはどのデッキを使っても有利な時により大きくベットした方が期待値が上がるということです。
必要な資金額と設定方法
なら10倍じゃなくて100倍にすればもっと儲かるんじゃね?
なんて愚かな考えは金持ちでない限りやめた方がいい。
カードカウンティングを使ってゲームをする際に用意すべき資金は最大ベット額の100倍です。ほとんどのカジノの最低ベット額は1ドルなので初期ベット額を1ドルと設定すると最大ベット額は有利な時10倍でベットするのでの10ドル、必要資金は10×100の1000ドル日本円にして約12万円必要になります。
これが有利な時100倍にしてベットしたら必要資金は1万ドル、日本円で約120万必要です。そんなお金用意できないですよね。
軍資金は1000ドルだけど有利な時は100倍ベットするぜ!というのはやめた方がいいです。いくら有利とはいえ負ける時もあります。
すぐに資金が尽きて帰る羽目になりますよ。
ブラックジャックで勝つために必要なのは長くゲームを続けることです。そうすることで大数の法則に従い、期待値どうりの結果が得られます。
わかりやすく1つの例を紹介しましょう。
1番最初の割り箸ゲームを思いだてください。あのゲームでもともと当たり20本、ハズレ20本のテーブルがあり、他のプレイヤーがゲームを進行させており、あなたは友達と一緒に後ろからカウントをしています。
するとカウントが当たり11本のハズレ10本となり有利な状況となりました。「よっしゃ!今からプレイすれば必ず1ドル増える!」といいベットし始めすが実はこの2人には1つ違いがあります。
それは資金の額です。
あなたは10ドル、友達は11ドル持っています。この状態でゲームをしたところまさかの初めの10回が全てハズレでした。
あなたは10ドルしかもってなかったので資金かそこを尽き、ー10ドルという結果に終わりました。一方友達くんは11ドル持っていたので10回目で残り1ドルとなりましたが残りの箱には当たりしか入っていないので最終的に期待値通り12ドル(1ドル増えた)という結果で終わることができました。
このように資金によって結果に大きな差がでてくるので資金は多ければ多い方がいいです。
その最低ラインが最大ベット額の100倍です。
やめどきを見極める
参加すべきテーブル、有利なタイミングとベット額はわかった。じゃぁ、やめるタイミングは?
やめる条件は以下の通りです。1デッキ、2デッキのゲームでは撤退は考えるべきではありません。
デッキ状況 | 6デッキ | 8デッキ |
1デッキ使用後 | −22 | −32 |
2デッキ使用後 | −17 | −27 |
3デッキ使用後 | −12 | −22 |
4デッキ使用後 | ーー | −17 |
カウント値がこの値を下回ったら撤退して他のテーブルをさがした方がいいです。
使い方まとめ
長々と説明しましたが使い方をまとめると
- 軍資金
- 最大ベット額
- 初期ベット額
- IRC
- ピボットポイント
- キーカウント
- 各カードのカウント値
- 撤退
この8つの項目の正しい設定の仕方、値を把握し有利不利の状況に応じて適切な対応とる!
カードカウンティングを実践する
さていよいよカジノでカードカウンティングを実践してみましょう。
ですがいきなりカジノへ行ってカードが配られるたんびに「1、2、1、0、−1」などと口に出してカウントしたり「ディーラーさんカウントが追いつかないからもうちょいゆっくり配って!」などのアホな行動をとってはいけません。カードカウンティングはカジノ側にとっては脅威です。ですのでカジノでのカードカウンティング行為は禁止されています。バレれば即出禁です。なのでいきなり実践するのではなく練習して行うべきです。
オンラインカジノで実践
カードカウンティングの練習としてよく使われるのがオンラインカジノです。オンラインならこっちがカウントしているかどうかはカジノ側からはわかりません。オンラインカジノのライブカジノをプレイすれば実際のカジノとライブ中継でつながっているので実践さながらの環境で練習することができます。
オンラインカジノでも実際にお金をかけることができるのでオンラインカジノで練習し、そのままオンラインカジノで稼ぐという方法もありますよ。
そして練習に必要なものは正しいフィードバックです。練習でカウントしても今のカウント値が正しいのか間違っているのかがわからなければ意味がありません。
もし間違ったまま練習し続け間違った癖がつくと大変です。「努力は必ず報われる、もし報われない努力があるならそれは努力が足りないからだ」という名言がありますが私はこれに一言付け足したいです「報われない努力があるならそれは努力の方向性が間違っているのかもしれない」と。
成功への階段を努力して駆け上がっていたつもりが実は方向が180度逆で階段を駆け下りていたらどうします。
今自分がしている努力はちゃんと成功へ近づいているのかというフィードバックは大事です。
ではカードカウンティングの値が正しくカウントできているかのフィードバックはどのようにして得ればいいのでしょうか。
その答えは・・・意外と長くなったのでページを分けようと思います。続きはこちら